というわけ(どういうわけ?)で新年第2弾「アイドルポップスで踊りたい」!! テクノ系アーティストの中にはアイドル好きが実は多いようで昔からアイドルポップスの楽曲のRemix盤がリリースされたりすることもあるのです。ただ、アイドルファン = ダンス系というわけではないので意外とスルーされることも多かったり……。なのでダンス系&アイドルポップス好きの管理人"YOU"がお薦めするアイドルポップスREMIX盤 & レアREMIX楽曲 & テクノ楽曲を紹介していきたいと思います。
(オリジナルのボーカルを使用した作品のみを紹介しています。)
REMIX盤

CANDIES BEATS 『CANDY POP POSSE』
- CBS/SONY
- CSCL1043
- '89.11.1
GOLDEN☆BESTに「CANDIES BEATS(EXTENDED VERSION)」が収録。
元PSY・Sの松浦雅也が「年下の男の子」「やさしい悪魔」などのおなじみの楽曲のRemixを担当したハウスミュージックのダンスチューン。

ピンク・レディー 『REMIXES』
- Victor
- VICL-18002
- '90.12.5
廃盤
WORLD BEATSがRemixを担当しているピンクレディーのRemix盤。90年代らしいHi-NRG系のサウスポーなどノリがいいナンバーが多い。ウォンテッドは英語バージョンを収録。

荻野目洋子 『best hits non stop club mix』
- Victor
- VICL-7001
- '92.12.16
廃盤
ヒット曲「ねぇ」以降の曲を中心にRemixされた楽曲を収録したREMIX盤。もちろん大ヒット曲「ダンシング・ヒーロー」のRemixも収録されている。「ダンシング・ヒーロー」はアイドルポップス史上最もRemixが多いのではないかと思うがどれもオリジナルを超えてない気がする。

意外とRemix盤のリリースが多いのが中山美穂でこれまでに4枚をリリースしている。RemixはATOMが担当。収録曲は「WAKU WAKUさせて」「CATCH ME」「Rosa」などRemix向きの楽曲が収録されている。ただ、REMIXが微妙なため中山美穂ファン、テクノ・REMIXファンいずれにも評判は良くないと思われる。

島田奈美 『SUN SHOWER REMIXES』
- FarEastRECORDING
- FER-06860
- '92.**.**
島田奈美3連発。ニューヨークのクラブ"パラダイス・ガラージ"において76年から10年間に渡ってレジデントDJを務めたLarry Levanによる「SUN SHOWER」のREMIX。この作品、国内よりも海外での評価が非常に高い作品になってます。島田奈美ファンではなくてもアイドルポップス+ダンスミュージック好きならば何がなんでも抑えておきたいアイテム。以前はCDでの入手が激ムズだったのですが、一昨年リリースされた「ミラクルバイブルシリーズ」に奇跡的に収録されてます。
『MIX WAX』は全曲寺田創一によるRemix盤。島田のボーカルとバックトラックのアンバランスさが絶妙なHOUSE REMIX集。
『SUN SHOWER REMIXES』はSUN SHOWERのRemixが10トラック収録されたもの。現在は入手不可?なのでしょうか。
Remixが発表されてから10年以上経つ「SUN SHOWER」ですがなんと2004年にオランダのREAM ORGANZATIONから新たに「LEGOWELT MIX」を追加収録して……
再発売されてます!!
オランダ、ドイツ、フランスなどを中心にリリースされていますが、日本でも購入可能だということです。⇒
CISCO RECORDS : Sunshower
アイドル史上に残るRemixの金字塔と言える作品。聴いたことがないという方は機会があれば聴いてみてはいかがでしょうか。ちなみに島田奈美(現 : 島田奈央子)はライターとして活躍する傍らDJとしても活躍されているそうです。数年前にリリースされたアルバムでは再び寺田創一とのコラボレーションも。また、2004年に行われたSUN SHOWERのイベントにも寺田創一と参加していた模様。

小川範子 『Re-Mix Best 八月のカレンダー』
- taurus
- TACX-2358
- '91.12.20
廃盤
今でもCDのリリースを行っている数少ないアイドル。子役の頃から歌手としてデビューした頃のような輝きが失われてしまったのが悔やまれる彼女ですが、今でも地道に活動を続けています。このCD、Re-Mixとは表記されているのですが、所謂ダンス系のRemixではありません。原曲のイメージを損なわない程度にMixを多少弄っている感じでしょうか。彼女の曲を聴きこんでなければ原曲との違いすら分からないかも。

レコード大賞受賞ユニット"Wink"のRemixアルバム。「愛が止まらない」「淋しい熱帯魚」をはじめとするヒット曲を桜井鉄太郎(コーザノストラ)や大ヒットユーロ「NIGHT OF FIRE」のリミキサーが集結したアゲアゲのRemix盤。元々Winkの曲はユーロ調が似合う(というか愛が〜はユーロだし)ので違和感がない仕上がりに。
ちなみにWinkはこれ以外にも『REMIXES』と「JAM THE WINK」というRemixアルバムもリリースしている。

おニャン子クラブ 『EURO ONYANKO CLUB』
- ポニーキャニオン
- PCCA-01469
- '00.9.20
amazonで購入
横田商会、NEW GENERATIONがRemixを担当したおニャン子クラブのパラパラ仕様のRemix盤。上のWinkと同じく2000年に発売。2000年はパラパラ全盛だったんですねぇ。おニャン子とユーロの組み合わせに不安を感じたものの意外とマッチしてました。が、収録曲数がわずか4曲ということでボリューム感には欠ける感あり。同シリーズに『EURO 工藤静香』もあるがこちらは未聴。

東京パフォーマンスドール
『TOKYO PERFORMANCE DOLL THE REMIX Cha-DANCE Party Vol.11』
- EPIC/SONY
- ESCB1560
- '95.3.8
廃盤
東京パフォーマンスドールの楽曲を寺田創一、CMJK(元電気グルーヴ)、MSTなどがREMIXを担当。原曲のイメージを残すことなく破壊しまくったRemixは聴き応えあり。

松田聖子 『REMIXES』
- ユニバーサル
- PHCL-4008
- '99.10.8
80年代最強のアイドル「松田聖子」もREMIXアルバムを発売。が、彼女の楽曲がREMIXに合わないのかリミキサーが悪いのか何をしたいのかまったくわからないREMIX盤。この後もう一枚REMIX盤をリリースするもやはりイマイチ。しかし、後述するUS向けのクラブミュージックをコンセプトにしたアルバムの出来は抜群である。

中森明菜 『Regeneration』
- ワーナーパイオニア
- WPC6-8467
- '98.6.25
amazonで購入
聖子と来れば明菜でございます。このREMIXも聖子同様微妙な出来。明菜にしろ聖子にしろオリジナルの完成度が高いためそれを超えるのは至難の業だということが分かる。

B.C.G.CORE×AKI 『MONOCHROME NON STOP REMIX』
レア廃盤
B.C.G.から派生したユニット。ユーロのカバー曲を中心にリリースして活動していた。このREMIX盤は"横田商会"によるNON STOPのREMIX。J-EUROマニアの間でも結構有名なアイテムだと思われる。見つけたら興味が無くても有無を言わさずゲットすべし!!
レア?REMIX TRACKS
宍戸留美 『恋はマケテラレネーション [Trip II the Mars mix]』
少女隊 『FOREVER 2001』
デビュー曲「FOREVER」のRemix。当時12インチシングルとしてリリース。
松田聖子 『DANCING SHOES (Club Mix)』
岩崎良美 『TOUCH [EXTENDED ENGLISH VERSION]』
立花理佐 『理佐の妖精伝説 ロング・ヴァージョン』
同名曲のREMIX盤。シングルCD以外では未収録? 編曲(オリジナル・REMIX共に)はミスチルなどのお仕事でも有名な小林武史氏によるもの。
BANILLA BLU 『SHOOTING STAR』
シングルCDのA面はCD-BOXに収録されていますが、C/WのREMIXは未収録。シングルCD or アナログでのみ視聴が可能な激レアトラックと言えるでしょう。ジョン・ロビンソン絡みということもあってJ-EURO界でも話題となったレアトラック。探すのに苦労した思い出の一枚。
踊れ!! DANCE TRACKS
三宅亜依 『Ai-NRG』
山口百恵の"ひと夏の経験"の驚愕カバーをはじめ90年代らしいHi-NRG系のサウンドが散りばめられたアルバム。このCD、中古市場でもほとんど見かけないレアアイテム。見つけたら興味がなくても即ゲット!!
B.C.G.『HARD CORE』
B.C.G.CORE×AKIの元ユニット。デビュー曲はtrfの「THIS IS THE JOY」のカバー。で、C/WはYMOの「君に胸キュン」のカバー。この曲はアルバムには未収録となっておりYMOマニアの間でもレアアイテムと言われている?
スターボー 『STARBOW I』
伝説のカルトユニット。松本隆-細野晴臣が手掛けた"宇宙人3人組"。唯一残したアルバムの1曲目から6曲目まで(当時のLPのA面にあたる)はテクノな感じが全開で非常にシュール。しかし、7曲目からの曲調がガラっと変わってしまっている(戦略的に失敗していたため?)ため全体的にアンバランスな作りになってしまったのが残念。テクノでフルに作って欲しかった。
深津絵里『Sourire』
いまや女優として大活躍している彼女にもアイドル時代がありました。この『Sourire』中の「愛はすてき 愛は花束」は山本リンダ - CMJK (元電気GROOVE) という異色のテクノナンバー。元いいとも青年隊の中上雅巳(山瀬まみの夫)とデュエットしたJ-RAP「NIGHT CLUBBING」のC/W「太陽も花も木も」は寺田創一による浮遊感溢れるアンビエントハウス系のCOOLなナンバーでオススメですよ。
荻野目洋子『IF YOU LEAVE ME NOW』
アイドルのダンスクィーンと言えば彼女ですが、意外と知られてないのがこのナンバー。VERONICA SALESのカバーで疾走感が気持ちいい曲です。シングル『幸福への場所』のC/Wとして収録。
川村知砂『BAD DESIRE』
東京パフォーマンスドールのフロントメンバーである川村によるソロ曲。ライブでの定番曲でこの曲で会場の熱気はピークを迎える。初期の東京パフォーマンスドールはユーロ系の曲(PWLなど)を中心にカバーしていたこともありダンスチューンは豊富。ユーロ、テクノ、カバー、ダンスなどのキーワードが気になる人は東京パフォーマンスドールの楽曲をオススメします。ちなみに穴井夕子のソロ「WE SHOULD BE DANCING」は鈴木杏樹のPWL在籍時(KAKKOとして活動)にリリースした曲のカバーだったりする。
勇直子 『Boom Boom Boom』
PAUL LEKAKISのカバー。当時12インチでリリースされたものがvividsoundからリリースされたベスト盤に収録された。編曲は角松敏生氏によるもの。
堀ちえみ『Wa・ショイ!』
白井良明の作曲・編曲による怪作。サンプリングを多用した音頭モノ。'86年にこの曲をシングルとして発表したスタッフを褒め称えたい。
SEIKO 『Area62』
SEIKOこと松田聖子が海外向けに製作したアルバムである。全編クラブ仕様ということでダンスチューンが好きな人にはオススメの一枚である。全米進出第1弾「Seiko」→第2弾「Was It Future」、そしてこの「Area62」と確実にクオリティを高くしている。日本国内で活動している音作りとは正反対でそのギャップを素直に楽しむことが出来る作品だ。国内での活動も楽しみだがこういったトリッキーな活動をこれからも彼女には期待したい。個人的には彼女の作品中最も好きなアルバムかもしれない。
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いかがだったでしょうか? 定番のアイドルポップスとは異なるのでどうしても敬遠されがちなREMIX系のサウンドですが、オリジナルとは異なるのはもちろんのこと新たな一面を発見できるかもしれないRemix、意外と侮れないものです。
個人的にはユーロ&パラパラ好きにはWink、テクノポップ&キワモノ好きにはスターボー、カバー&ユーロ好きには初期のTPD、クラブミュージック好きにはSEIKOの「Area62」をオススメいたします。そして島田奈美の「SUN SHOWER - Larry Levan's remix」は必聴とさせていただきますw